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飼育前の準備とは、日本ミツバチを捕獲するための準備です
私の場合、次の3種を必需品としています
捕獲の準備として他の2種は代用が効くようですが、この巣箱だけは絶対に必要です。
巣箱がないと日本ミツバチを飼育できませんから!

巣箱にもいろいろあって、左の写真は叔父が作製した丸洞式巣箱といって昔から使用されている巣箱です。
日本ミツバチが好む巣箱のようですが、丸太を手に入れなければいけませんし、丸太の中をくり抜かなければいけません。
素人にはまず無理ではないでしょうか。

中央の写真も叔父が作製したもので、重箱式と西洋ミツバチ飼育用巣箱(ラングストロース式というようです)が合体したような
巣箱で、最上段の天井から1巣板ごとにハチミツを採りやすいように(蜂に巣を掛けさせるように)7〜8個の金網付の枠が吊るさ
れています。
ちょっぴり手が込んだ仕組みになっているので上級者向きかと思います。

そこで、紹介したいのが
重箱式と呼ばれる巣箱です。
右の写真が私が最初に作製したものです。
日本ミツバチを飼われている方が最も多く使われている巣箱ではないかと思われます。
これならば素人にも作製しやすく、またハチミツも採りやすい仕組みになっていると思います。
この巣箱を作成しましょう。
東洋蘭の一種で、日本ミツバチを引き寄せるための手段のひとつです。
紹介していない飼育書もありますが、私は無いよりあった方がいいと思います。
この蘭を巣箱のそばに置くことで日本ミツバチが寄ってきます。
入手方法は、日本ミツバチを飼育している人から譲ってもらうか、大きな園芸店、フラワーショー、ネットオークション、カタログ販売などでも購入できます。

準備する時期ですが、最低限分封時期まででよいのですが、いざ必要といった時に無いと困りますから、なるべく分封群を捕まえる前年に準備しておきます。
ポイントは必ず花芽のある株を手に入れることです。(花が咲かないと蜂は寄ってきません)
キンリョウヘン蘭の開花は、だいたい日本ミツバチの分封時期と重なるようですが、私は2月の寒い時期に屋内に2〜3週間ほど入れ、ゴールデンウイーク前に咲かせるようにしました。
それぞれの地域の分封時期に合わせて温度調節した方がいいでしょう。


※花芽付き株をぎりぎりで手に入れようと思うと値段も張ると思いますから、夏くらいから花芽見込み株を購入しておくのも安く手に入れるひとつの手かもしれませんね
キンリョウヘン同様、日本ミツバチを引き寄せるための手段のひとつです。
この蜜蝋も無いよりあった方がいいと思います。
キンリョウヘンと蜜蝋で日本ミツバチの引き寄せ率は格段に上がります。

蜜蝋はミツバチの巣の材料で、ミツバチ自身が作り出す油の一種だそうです。
日本ミツバチは過去に営巣したことのある巣(木の洞や巣箱)を好むようで、蜜蝋を巣箱の入り口や内部に塗ることによってミツバチが過去に営巣したことのある巣箱と錯覚して寄ってくるようです。
入手方法は、日本ミツバチを飼育している人から譲ってもらうか、専門店やネットオークションで購入できます。
AのキンリョウヘンとBの蜜蝋の代用として、黒糖と焼酎を1対1で割った液体を巣箱内に塗ることでも効果があるようです。

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